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【Vol.64 コーヒー豆✖️サステナビリティー】


 

 

こんにちは!ReF4期のNanaeです🤎

突然ですが、みなさんはコーヒーが好きですか?!


私は、スターバックスで働いているということもあり、普段からコーヒーを飲む機会が多いです。昔はコーヒーなんて苦くて飲めない!と思っていましたが、最近は毎日コーヒーを飲まないとやってられません^^


コーヒーは豆によって、香りもコクも酸味も風味も全然違います!!自分のお気に入りのお豆が見つかった時は最高に嬉しいです!



今回のブログでは、コーヒー豆とサステナビリティを絡めながらブログを書いてみました!最近はコーヒの勉強を頑張っているので、学んだコーヒー豆の知識を皆様にお伝えしつつ、サステナビリティの観点からコーヒー豆についてまとめていきます!

最後まで読んでいただければ幸いです:)


 

◎コーヒー豆とは?

まずは、コーヒー豆とは何かを説明していきます!!コーヒー豆は、コーヒーノキから収穫することができます。コーヒーノキから取れる実をコーヒーチェリーといって、この果実の種の部分がコーヒーの生豆となり、それを焙煎することでコーヒー豆ができあがります。


栽培は、ほぼ全て「コーヒーベルト(赤道を中心に、南北回帰線の間にある熱帯地方のこと)」と呼ばれる場所で行われています。

コーヒーの産地は主に3つの地域に分類することができ、それぞれ地形や気候が異なります。そのため、各地で栽培されたコーヒーの品種によっても風味に大きな違いがあるのです!



また、コーヒー豆の品種だけではなく豆の焙煎方法や挽き方によっても風味に差があります。例えば焙煎なら、浅煎り又は深煎りかといった焙煎の度合いによって、酸味とコクのバランスが変わります。そして、豆の挽き方は抽出方法によっても異なります。もっと詳しく知りたい方は、https://mystyle.ucc.co.jp/magazine/a_2166/の記事をみていただけるとわかりやすいと思います〜!!


簡単にコーヒー豆について説明していきました。次はコーヒー豆業界が抱える問題について説明します!


 

◎コーヒー豆が抱える課題


コーヒー2050年問題

皆さんはコーヒー2050年問題を知っていますか??この問題は、気候変動の影響で世界のコーヒー豆生産量の約6割を占めるアラビカ種の栽培に適している地域が2050年までに最大50%縮小し、コーヒーの供給が難しくなってしまうというものです。栽培適地の減少は、コーヒー生産量の減少や品質の低下、コーヒー生産農家の貧困拡大、コーヒーの価格の高騰といった問題が引き起こされることが危惧されています。


今は毎日飲めているコーヒーも、25年後にはもう飲めなくなってしまうかもしれない、、、そんな未来が迫ってきています😢


生産者の劣悪な労働環境

コーヒー2050年問題以外にも、重大な課題があります。それは、コーヒー農園で働く人々の貧困です。ほとんどのコーヒー農園があるのは、発展途上国と呼ばれる国で、生産したコーヒー豆は大手グローバル企業が安値で買い占めていきます。結果として、コーヒー農園で働く多くの労働者は、低賃金で十分な利益を得ることができず、貧困状態に陥っています。コーヒー豆農家は基本的に小規模農園が多く、過酷な労働環境と不利な取引をさせらているため、労働者は困窮し続けています。



今回リサーチをして初めて知ったのですが、「おいしいコーヒーの真実」というエチオピアのコーヒー農園の現実が舞台となっているドキュメンタリー映画があるようです。

公開時期が2008年のため、若干昔の内容になってしまっているかもしれません。しかし、コーヒー好きとして、そして環境問題に興味がある身として今度この映画を見て実態を理解しようと思います。


何気なく飲んでいるコーヒーの裏側には、犠牲になっている人たちが大勢いることを忘れてはいけないと強く思いました。


 

◎サステナブルコーヒーとは


次にご紹介するサステナブルコーヒーは、上記の気候変動・貧困問題にアプローチしていて、サステナビリティーに配慮したコーヒーのことです。

自然環境や生産者の生活を良い状態に保つことを目指して生産・流通されたコーヒーの総称ともいえます。


サステナブルコーヒーには、主に3つの種類が挙げられます。


シェードツリーコーヒー

コーヒーの木を直射日光から守るために、日傘のような役割をさせるために植えられているシェードツリーの下で栽培されたコーヒーのことです。シェードツリーを採用することで、森林伐採を防ぎ、自然環境を守ることにつながります。

オーガニックコーヒー

農薬や化学肥料を使用せずに栽培されたコーヒーのことです。土壌や水質汚染を防ぐことができます。


フェアトレードコーヒー

発展途上国の小規模農家や農園の労働者に対して、コーヒー豆を適正な価格で購入することで、コーヒーの生産者や地域を支援する取り組みです。

私たち消費者は、これらのサステナブルコーヒーを選択し日常生活に取り入れていくことで、コーヒー2050年問題や労働環境問題を少しでも改善できる第1歩となるはずです。🔥


 

◎認証マーク


次に、サステナブルコーヒーにつけられる認証マークをいくつかご紹介します。この認証マークは市販で売っているコーヒー豆につけられています。もしコーヒー豆を購入する機会があれば、認証マークがある商品なのかチェックしてから購入を検討して欲しいです!


有機JASマーク

日本農林規格の有機JASマークは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しています。JASにあった生産が行われていることを登録認証期間が検査し、認証された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。



国際的なフェアトレードスキームのシンボルであり、世界的に最も認知されている倫理的ラベルの1つです。この認証マークがついてる製品は、社会的・環境的・経済的基準について定めたフェアトレード基準を満たしています!


バードフレンドリー認証

バードフレンドリーとは、コーヒーと渡り鳥の未来を見据えた認証のことです。

コーヒーが栽培されている場所に生息する鳥類である野生生物や森林を保護、保全している農園で生産されたものだけを認証しています。



 

◎私のおすすめフェアトレードのコーヒー豆 @ Starbucks


【イタリアンロースト】

フェアトレード商品で、ちゃんとフェアトレード認証マークも入っています🙆‍♀️


ラテンアメリカで栽培された豆で、ローストレベルはダーク(深煎り)で、ロースト感のある甘味とカラメルのような風味です。私は酸っぱいのが苦手なのですが、イタリアンローストは酸味はないので、個人的にはすごく好きなお豆です!!


 

最後までブログを読んでくださり、ありがとうございました!!

もっともっと詳しくブログを書きたかったのですが、そうすると永遠に終わらなさそうなので今回はここまでにしようと思います。

次回のブログを書く機会があれば、スターバックスやドトールコーヒー、Blue bottle coffeeといった日本にチェーン展開しているコーヒーショップ独自のサステナビリティ活動について深掘りしたいです。


今までのReFblogでは、コーヒーに関連した記事を掲載しているので、よければそちらも見ていただけると嬉しいです。vol. 11 牛乳の生産が及ぼす環境への影響と近年注目を集める植物性ミルクVol.15 コーヒーとカカオ豆のサステナビリティVol.51 コーヒーショップでのサステナアクション


長々とお付き合いくださり、ありがとうございました!


Nanae


 

参考文献



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