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Vol.116 サステナビリティの本音に触れる〜企画展「サステナビリティの本音」レポ〜

こんにちは!6期のKokomoです🪴


今回は、2025年4月9日(水)〜6月30日(月)に開催されていた、企画展「サステナビリティの本音」に実際に行ってみた感想や考察をお伝えします!



目次

1.展示概要

2.サステナビリティの現在地は?

3.わたしのサステナビリティの本音は……

4.最後に

参考文献




1.展示概要

本展のテーマは「サステナビリティの本音~『自分だけじゃムリ』から『自分にもできる!』へ~」


企業のサステナビリティ担当者や個人が感じるサステナビリティに関する率直な「本音」を紹介し、サステナビリティに関する率直な対話を生み出すことで持続可能な未来に向けた道筋を探るきっかけとなることを目指す展覧会だそうです。


ビジネスやライフスタイルのヒントとなる視点やアクションを、社会をもっと良くする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」から厳選した記事で紹介しています。


2.サステナビリティの現在地は?

本展の見所は、企業によるサステナビリティを身近に感じることができるという点です。


実際に、「大企業300社のサステナビリティレポートを分析し、そこで頻繁に使われているキーワードを可視化したマップ」や、「サステナビリティに取り組む企業や製品の紹介」がありました。

企業だけでなく、個人によるアクションも立派な取り組みです。展示では、「サステナビリティアクション投票」と題して、明日から取り組みそうなアクションの例が4つ紹介されており、私は特に「②タンスやクローゼットを整理する」「④『流行』に左右されない」に取り組みたいと考えました。


特にファッションという分野において、流行に囚われてその場限りの衣服を買い込みすぎたことで、クローゼットには数回しか着ていない服が多く眠っている……という人もいるのでは無いでしょうか。


私たちReFは、ファッションにおけるサステナビリティについて考えた記事を他にも多く発信していますので、是非覗いていただけると幸いです🌿



3.わたしのサステナビリティの本音は……


特に印象に残ったのは、実際にこの場を訪れた人達が、「わたしのサステナビリティの本音は」に続いて自身の本音を紙に書き出し、壁に展示するコーナーです。


物価高やCO2削減などの課題から、思いやりの気持ちやSDGsへの意識といった人々の内面に関わる問題まで、人によって様々な本音があることがひと目でわかりました。


しかし、その中には「本音はない」「よく分からない」といった、サステナビリティを他人事として捉える意見や、「くだらない」「もういい」といった否定的な意見を見つけることもできました。


ただ、大事なのはそれらの意見を否定し返したり、サステナビリティを押し付けたりすることではなく、それも人々の「本音」であり、サステナビリティの現状であると理解することだと私は思います。


この展示に立ち寄り、たとえ否定的であったとしても自身にとってのサステナビリティを考え、この場に言葉を残していってくれる人々が多くいるということは、サステナビリティにとっての前進であると言えるのではないかと考えました。

4.最後に

この展示では、普段ReFでサステナビリティについて理解を深めているだけではわかり得ない、「人々のサステナビリティに対する本音」に触れることができ、サステナビリティの現在地について改めて考え直すきっかけとなりました。


展示は終了してしまいましたが、この記事をきっかけに、この展示や紹介されている企業の事例、人々の本音について知っていただき、明日からひとつでもサステナビリティアクションを起こす人が増えてくだされば幸いです✨️


参考文献


 
 
 

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