こんにちは!ReF3期のMikiです。
最近、東京でも雪がちらつくほど寒いですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?😌
今回の投稿では「雪」にまつわるサステナビリティの問題を取り上げたいと思います!
皆さんはスキーやスノボなどのスノースポーツをやったことはありますか?
大学生になって挑戦する!という人も多いと思いますが、近年、気候変動により、スキー場に様々な影響がでています。その主な原因が、「雪不足」です。
実は私はReFで唯一、スキーサークルも兼任していて、毎年冬になると雪山に籠もっているのですが、今年は例年と比べて圧倒的に雪が少ないです。場所によっては雪が少なすぎて滑走面の土が見えるほど。
(ちなみに、福島の猫魔山でアルペンという旗の間をできるだけ早く滑り抜ける競技の練習をしています⛷)
本投稿では、雪が少ないことで私たちにどんな影響があるのか、どうすれば雪不足解消に貢献できるのかなど、ご紹介します!
【雪不足による影響】
今年のシーズン初めには、日本各地のスキー場が、オープン日を延期したり、営業形態を縮小したりしていました。
■エリア別のスキー場オープン率(括弧内は昨年同時期)
全国 18% (39%)
北海道 28% (45%)
東北 8% (44%)
関東北部 29% (33%)
甲信 27% (51%)
北陸 5% (18%)
東海 35% (48%)
近畿 5% (14%)
中国 10% (32%)
四国九州 20% (60%)
出典:ウェザーニュース「全国のスキー場 雪不足でオープンしたのは2割に達せず 来週の寒波に期待」https://weathernews.jp/s/topics/202312/150055/
さらに、このまま小雪が続けば、春になったら早めに営業が終了する可能性も大きいです。営業期間の短縮は、スキー場の運営だけではなく、スノースポーツ産業に関する観光業者、交通機関、スポーツウェアブランドなど、様々な人とビジネスに影響があります。
【持続可能なスノースポーツ産業への取り組み】
事例紹介:POW
POW(Protect Our Winters)というNPO団体は、日本全国のスキー場とアライアンスを組み、脱炭素化にむけたアクションを先導しています。経営からサステナビリティに取り組むスキー場のネットワークおよび、その実現をサポートするプラットフォームを提供しています。
例えば、私が育った栃木県のハンターマウンテン塩原というスキー場もその一つで、2022年からリゾート中の使用電力を100%再生可能エネルギーに切り替えています。
【私たちができること】
①知る&学ぶ
アクションを起こす前には、正しい情報をインプットして現状を把握する必要がありますよね。まずこのウェブ記事を読んでくれた皆さんは第一ステージクリアです笑。
今回の記事では、大まかな日本の「気候変動x雪」に関する現状を紹介しましたが、私自身もまだまだ学び途中です。
これをきっかけに興味を持って頂けた方は、もっとスノースポーツ産業や気候変動に関するニュースを深堀して行ってみてください!
ReF Blog:
ReF Instagram:
②生活や行動を見直す
気候変動の主な原因は温室効果ガスの排出です。個人レベルでも節電に取り組んだり、脱炭素エネルギーへの切り替えをすることで、環境への負荷を減らすことができます。
ReF Instagram:
③持続可能な取り組みを行っているリゾートやブランドにお金を使う
そして私たちが消費者として行えるアクションは、サステナビリティに貢献している企業に「買い物で投票」をすること!例えば、環境に配慮した素材でできたスキーウェアを選んだり、POWに賛同しているパートナー企業が運営するリゾートに旅行をしたり!
ReFのインスタグラムでは、昨シーズンにサステナビリティに取り組むブランドとホテルを紹介しているので、下のリンクからぜひチェックしてみてください。私は、今年からロングユースや素材のリサイクルに積極的に取り組んでいるGoldwinのウェアを着て滑っています :)
ReF Instagram:
【まとめ】
今回は、「雪を守る」という観点からサステナビリティについて考えてみました!
普段からスノースポーツをやらない人からすると、「寒いの苦手だから暖冬嬉しい」とか、「雪降ると電車止まるから困る」なんて思われているかもしれませんが、、
温暖化の影響で雪が降らなくなると、スキーやスノボができなくなるだけではなく、様々な経済的・社会的な影響があるんです。これからも末長く私たちが雪を楽しめるように、「自分たちができることからやってみよう」というきっかけになったら嬉しいです!
コメント