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vol.114 Upcycle&Sustainability


こんにちは!7期のkohanaです!


皆さんはアップサイクルというワードを耳にしたことがありますか?

なんとなく聞いたことはあっても、実際にはどのようなものか知らない方もいるのではないでしょうか!


今回はそんなアップサイクルについて紹介していくので、ぜひ読んでもらえると嬉しいです✨


目次

1.  アップサイクルとは

2.  リサイクルやリメイクとの違い

3.  メリットとデメリット

4.  ブランド紹介


 

1. アップサイクルとは


アップサイクルとは近年注目されている、廃棄予定の製品をより高い価値を持った製品へと作り変えることです。

このアップサイクルという概念は、元々ドイツ🇩🇪で発祥したと言われています。


2. リサイクルやリメイクとの違い


類似した概念にリサイクルやリメイクといったものが存在しますが、正確にはそれぞれ異なる概念を持っています。


リサイクルとは、廃棄物を回収し、一度資源に戻した上で、新たに製品を作ることです♻️


リメイクとは、元の製品を利用して新たなものへと作り変えるという点でアップサイクルと同じではありますが、必ずしも付加価値が高くなるとはいえない点においてアップサイクルとは異なると言えます!


 3. メリットとデメリット


さて、アップサイクルを行うメリットとしては、本来であれば廃棄されるはずであったものを利用するため、全体的な廃棄物量を減らすことが可能となる点が挙げられます。つまり環境への負荷を減らせるというわけです!🌏


また、リサイクルのように一度資源に戻すといった工程が不要となるため、その際の焼却にかかるであろうエネルギーも削減することができるのです。


反対にアップサイクルのデメリットとしては、廃棄物を安定して回収する必要がある点が挙げられます。あくまでも廃棄予定であったものを作り変える作業なので、廃棄物以外は使ってはいけない点に少し注意が必要です。

 

4. ブランド紹介


次に、アップサイクルを行っているブランドを紹介したいと思います!


今回取り上げるブランドは、LOVST TOKYOです。

このブランドでは、りんごジュースを生産するときに発生する搾りかす、残渣(ざんさ)をアップサイクルしたアップルレザーを用いてバックなどを生産、販売しています🍎

青森県産の農産物の加工・販売を行なっているJAアオレンと協力し、国産アップルレザー「aplena」を開発されたそうです!





一般的な合成皮革の寿命は2〜3年と言われています。ですが、なんとこのアップルレザー「aplena」はジャングル試験という耐久年数を測るテストで10年の合格基準を得ているそうです!!実際に、LOVST TOKYOで取り扱っているアップルレザー製品は、5年間は安心して使えるとされています。 


環境にも優しい上に、一般的な合成皮革よりも長く使えると知って、私も購入してみたいなと思いました!



この記事で少しでもアップサイクルについてお伝えすることができていれば幸いです!




参考文献

LOVST TOKYO. (n.d.) . Why apple leather?. https://lovst-tokyo.com/pages/aplena-appleskin

後藤美里. (2023.5.10). アップサイクルとは?重要視される理由や事例、簡単アイデアを紹介.朝日新聞SDGsACTON!. https://www.asahi.com/sdgs/article/14567291?msockid=04aa5f079d896e7232cd4af69c636fdb#h124sl21j2ug0kf8qcua8v4lc1pmpaw6

Spaceship Earth. (2025.4.21). アップサイクルとは?製品例とリメイクとの違い・企業の取り組み事例・アイデアを解説. https://spaceshipearth.jp/upcycle/

越水重臣. (2021.10.1). 第135回コラム「アップサイクルって何?」. 東京都立産業技術大学院大学. https://aiit.ac.jp/research_collab/column/206.html



 
 
 

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