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【Vol.62 GW旅行blog in軽井沢】

Updated: May 26




皆さんこんにちは!新2年生になってからはじめてブログを担当する、Ninakoです:)

今日は、私がゴールデンウィークに訪れた、「軽井沢でみつけたサステナビリティ」についてご紹介したいと思います🍀


自然が豊かなイメージのある軽井沢ですが、サステナブルな取り組みにアンテナを張りながら街を散策する中で、様々な疑問点や問題点も見つけました。新たな気づきや自分の率直な問いも交えながら、今回の旅行の振り返りをしていきたいと思っていますので、是非最後までご覧ください!✨


 

~1日目~


1日目に軽井沢に到着して最初に訪れたのは、北佐久郡軽井沢町にある「ハルニレテラス」です!「ハルニレ(春楡)」とは樹木の名前で、背が高く鮮やかな黄緑の葉が特徴です🍃


もともと自生していた100本ものハルニレの間をそのまま施設の一部として残し、川に沿ってセレクトショップやレストランがウッドデッキでつながれていました。近くに川が流れていて、川沿いを散歩することもできます👣


(施設とつながっているハイキングコースとバードウォッチングの看板!

Mayuさんのブログを思い出したので撮ってみました;) )


まだ読んでない方はぜひ!♡


ちょうど天気も良かったので、施設にあるコーヒーショップのテラス席でお茶をしました!


ドリップコーヒーだけで何十種類もあるお店で、私はニカラグアのフェアトレードコーヒーを選びました🌎🌱


メニューを見ていてふと気になったのが、数ある中で「フェアトレード」と記載されていたのが私が選んだニカラグア産のコーヒーだけだったということです。ということは、それ以外のコーヒーは全て、どこかしら不正な取引が行われている可能性がある、ということなのでしょうか。


調べてみたところ、フェアトレードと記載されていない、いわゆる通常のコーヒーは全てがそういった境遇に晒されているわけではなく、あくまで消費者のニーズを第一優先に考える為、市場変動によっては労働者や環境に対する配慮が十分に行われない可能性があるということが分かりました。


とはいえ、一般的にフェアトレード商品には価格保証に加えて品質向上のための上乗せ料金が発生するため、通常のコーヒーよりもやや値段が高くなるはずですが、ここではその他のコーヒーのほうがむしろ高い価格設定でした🌀


少し疑問が残るところですが、こういう風に小さなことでも自分で調べて掘り下げていくと、新たな発見や謎にも出会えて、考えが深まります🧠💭


セレクトショップには漆などの伝統工芸品や、自然を活かしたサステナブルな商品など興味深い商品が沢山並んでいました!いくつかご紹介しますね👀


(現代の需要に合わせてアレンジされた伝統工芸品)



(天然木で作られた電源いらずのウッドスピーカー)


 

~2日目~


2日目の朝は、宿泊施設の周りを散策しました!

緑がいっぱいで風も気持ちよくて、散歩するのにはベストな気温でした🌞


ホテルは浅間山近くの別荘地の森の中にあって、散歩道で見つけたのは数々の使わなくなった別荘でした。建物自体はしっかりしているのに、長く住居者や宿泊者がいないために手入れがされておらず、廃墟となってしまっているコテージがいくつも並んでいました。








一時は高級別荘地として栄え、にぎわう観光客のためにつくられた別荘も、このように廃墟になってしまっては、建物の持続可能性、そして経営者の収入の持続性の観点からみるとあまりサステナブルとはいえませんよね💧


考えられる解決策として、メンテナンスをすればまだ使えるような別荘は少し値段を下げて別荘以外の目的で軽井沢にくる人々(ハンター、釣り、サイクリストなど)にレンタルするのが効果的ではないかと思いました💡


そしてもう一つ散歩道で見つけたのは、廃止された古い鉄道車両です。


軽井沢では1997年に信越本線(横川〜軽井沢区間)の鉄道の廃線を受け、多くの車両が廃止車両となってしまいました。おそらくその歴史と関係があると思われます。

宿泊したホテルでは、このように廃線になった線路を歩く遊歩道や、展示や運転体験も行っているテーマパークを紹介していました!



















(テーマパークや変電所として利用し続けられる遊歩道アプト)

廃線後も、このように別の機能として人々に利用し続けられることはとても素敵なことですよね✨


お洋服に限らず、使われなくなったものを別の場所で活用できないか、より長くモノやサービスを使い続けるにはどうすればいいか、を考えることは、サステナブルな社会を実現するうえで大事な価値観だと感じました💛


 

~3日目~


軽井沢旅行最終日は、ゴルフ場と隣接したホテルに泊まったのですが、そこでもいくつかの疑問や発見がありました🔍


まずは、広大なゴルフ場です。自然の豊かさを活かした軽井沢ならではの特徴ともいえるかもしれませんが、皆さんはゴルフ場の建設に伴う深刻な環境破壊をご存じでしょうか。


ゴルフコースを充実させるためにはまず広大な土地を必要とするため、大量の森林伐採が行われます。また、土地の形状の変化、野生動物や生態系への影響も認められています。良質な芝生を維持するための農薬、化学肥料も問題視されていますよね🍃


近年はこうした批判を受け、サステナビリティに向けた取り組みを行うゴルフ場も増えてきたみたいなので、ゴルフが好きな方はチェックして訪れてみるのもいいかもしれません:)

(詳しくはリンク先へ)


次に、ホテルでのSDGsへの取り組みについてです。


入口、そしてホテルのホームページにて”脱プラ”使い捨てプラスチック製品のアメニティの撤去が紹介されていました↓



しかし実際、部屋に入ってみるとアメニティはすべて用意された状態でした。

最近は人々や企業の間でSDGsへの関心が高まっていますが、表向きは環境に配慮した取り組みを紹介していても、実体を伴っていないケースがあることも改めて実感させられました。


帰り際に寄った軽井沢・ショッピングプラザでは、太陽光パネルを設置していました!大規模なショッピングモールにも再生可能エネルギーが導入されていることに感動しました✨


 

~おわりに~


今回は、自然豊かな街、軽井沢のサステナビリティに関する魅力を沢山お届けする予定でしたが、注意深くサステナビリティに対してのアンテナを張り、批判的に考えてみることで新たな気づきや疑問も得ることが出来ました◎


私のGW軽井沢blogは以上になります!

最後までご覧いただきありがとうございました:)


 

参考文献









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