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【Vol. 54 スウェーデンで見つけたサステナビリティ🇸🇪】


こんにちは!ReF4期のNaomiです。

今回は、留学ブログとしてスウェーデンでの生活から学んだことやインサイトを共有します!


 

<スウェーデンが環境先進国と言われる理由とは?>


環境問題に興味のある私は、留学先を決める時に環境先進国である北欧にいきたいなと考えていました。その中でも、スウェーデンに魅力を感じ、この国に一年間留学することになりました。


それでは、私の留学生活を紹介する前にスウェーデンがどのような分野で環境先進国と言われるのか紹介します🌱



【再生可能エネルギーの導入】

スウェーデンは従来から再生可能エネルギーに多く投資してきました。

特に、水力発電とバイオマス発電に着目して投資してきたスウェーデンは2040年までに発電源を100%再生可能エネルギーに変換するという野心的な目標を立てています。










【サーキュラーエコノミー】

「サーキュラーエコノミー」、どこかで聞いたことがあるかもしれません。日本語では循環型経済と呼ばれるこのコンセプトは、資源を最大限に活用し、廃棄物を最小限に抑える経済システムのことです。スウェーデンでは、革新的な廃棄物管理システム、廃棄物発電所、リサイクルの取り組みを通じて、高いリサイクル率を達成しているとともに、製品デザインから生産プロセス、消費パターンに至るまで循環型経済のコンセプトを取り入れています。


【エコフレンドリーな農業】

スウェーデンの農業は、環境への影響を考慮した世界でもトップレベルのサステナブル農業と言われています。化学物質の投入を減らし、生物多様性を促進することに重点を置いた有機農業が推奨されています。


<Umeå(ウメオ)での生活>


私は、首都であるストックホルムからだいぶ北へ進んだUmeåという小さな町で一年間留学しています。本当に自然が豊かで、東京とは比べ物にならないくらいに静かです。冬の日照時間は3時間程度で、12月あたりは流石に少しやられてましたが最近少しずつ暖かくなり(0℃くらい笑)春に向かっているのを感じます🌸

数ヶ月後には白夜になります、楽しみです!


それでは早速、Umeåで見つけたサステナブルを少し紹介していきます!


【スーパー】

スーパーにはビーガン・ベジタリアンの商品がたくさん並んでおり、お肉や魚よりも安い、またはそこまで値段に差のない額で取り扱われています。

お肉やチーズ・牛乳の代替品が多くあるため、ビーガン・ベジタリアンとして生活する消費者が選択肢に困らない品揃えです。



【日用品】

リサイクルプラスチックを使用した歯ブラシや、何度も再利用できるメイク落としのコットンパッド等、日用品でも環境にやさしいプロダクトを多く見かけます。シャンプーや石鹸は当たり前のようにクルエルティーフリー(cruelty-free)やVeganのものばかりで、日本とのコントラストが見られます。


↑私も使ってる歯ブラシとコットンパッド!



【Pant(パント)システム】


さらに、スーパーには「Pant(パント)」というシステムがあります。パントは商品パッケージをリサイクルするために作られた担保のシステムです。例えば、10クローナの水を買ってレジに行くと、パント分の2クローナが加算され、合計12クローナ支払います。飲み終えたボトルを回収機に入れることで購入時に支払ったパント代(2クローナ)が返却されます。

消費者が正しくリサイクルするイニシアチブになる素敵な仕組みですよね。




<まとめ>


今回の記事ではごく一部しか紹介できませんでしたが、スウェーデンでは日常生活に「サステナブル」が多く取り入れられていると感じます。


ここでの生活を通して最も印象的で深い洞察を与えてくれたのは、留学中に出会った友人たちでした。

私が半年ほど前からお肉と魚の消費量をできるだけ削減したことも、環境問題を考慮してビーガン・ベジタリアンとして生活をしている友人との出会いがきっかけです。日本の店頭には置いていないような代替品が多くあるため、お肉と魚をのぞいても普段の生活で食べ物の選択肢に困ることはほとんどありません。




↑友達と作ったVegeラーメン


また、友人と旅行に行った時も、温室効果ガスの排出量が高い飛行機の代わりにUmeåから何時間もかけて電車で移動しました。

サステナブルに行動しやすい環境が整っているからこそ、できるだけサステナビリティを日常生活に取り入れて生活することを心がけています🌍


留学もあっという間に残すこと3ヶ月。もっともっとパワーアップして東京に帰れるよう毎日を充実させたいです!!

次回のBlogもお楽しみに。



<参考文献>








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