こんにちは!ReF3期のRinaです!
今回のBlogでは、サステナブルなスニーカーについて紹介していきます!👟
普段、履き潰したら捨ててしまう、意外と短命なスニーカー。足元からサステナビリティを取り入れる、そんなオシャレでファッショナブルなスニーカーをご紹介します。
1.サステナスニーカーの特徴
今、さまざまなブランドが展開しているサステナブルなスニーカーにはこんな特徴があります!
・ヴィーガンレザーを使用している
・アップサイクルした素材で作っている
・生産過程での環境負荷が少ない
・リサイクル素材で作っている
・バリューチェーンがしっかりしている
などなど項目はたくさんあります。
中でも日本人の足にフィットする、日本スポーツメーカーである「アシックス」のシューズをご紹介します!
“CO2排出量世界最小スニーカー”として生産されたのが
「GEL-LYTE III CM 1.95(ゲルライトスリーシーエム1.95)」
名前からしてかっこいいですね!✨
今回発売されたスニーカーは、白色のワントーン!普段使いしやすい定番色。
このスニーカーは、一足あたりの温室効果ガス排出量を1.95kgCO2eに抑えています。
この数値は、温室効果ガス排出量が公表されている市販スニーカーのなかで最少だそうです!
2.環境に優しいスニーカーの秘密
①スニーカーのミッドソール(甲被と靴底の間の中間クッション材)と中敷に採用されたカーボン・ネガティブ・フォームによって、CO2の排出量が80%も削減されています。
このフォームは、サトウキビなどを原料としたバイオベースポリマーを配合した素材で、耐摩耗性や履き心地などの機能性を両立しているのです✅
②アッパーと中敷には、環境負荷の小さい「ソリューションダイ」という技法で染色したリサイクルポリエステルを使用。
(シューズに使われる化学繊維の原料自体に染色・色材を加え、着色済の原料から繊維を製造する「原液着色」のこと)
③補強パーツにはテープ形状パーツを必要量のみカットし、折り返すなどして配置することで廃棄を減らす工夫もしています。
④委託先の工場に太陽光パネルを取り付け、製造に必要な電力を再生可能エネルギーで賄っています。また輸送においても、バイオ燃料を使っています♻
3.作り手側の視点
アシックスのサステナビリティ統括部長である吉川美奈子氏は、メディアに対してこんなコメントを↓
「CO2排出量を正確に計算し、減らしていくには、委託先のサプライヤーの協力が必要不可欠です。工場側は今まで求められなかった環境に関するデータに戸惑っていたが、ブラックボックス化した部分を解消するため、本社で電力の詳細を知りました。」
また、再エネ調達に関しては
「工場側にグリーン環境目標を設定してもらい、太陽光パネルを設置してもらいました。取引を続けるためには目標を掲げ、開示してほしいとコミュニケーションしたのです。今後は人権面も評価に入れていく予定です。」
と話しています。
4.私の考え
吉川氏のおっしゃる通り、持続可能にビジネスを進めていくにも、こういった環境や人権の側面からのアプローチは欠かせないでしょう。企業が海外進出し、さらには遠く離れた地で委託業務を行うことが増えた今、サプライチェーンの情報開示、サステナビリティを意識した取り組み、整備を行うことが重要だと認識しました。
こういった取り組みを行い、社会への貢献を果たしている企業は世の中にたくさんあると思います。ただ、有名なブランド等に埋もれてしまって、製品の効力を発揮できていない企業は山ほどあるのではないでしょうか。そういった企業の活動を見つけ、応援し、自分の生活にも取り入れる、”ダブルの社会貢献”を私は望んでいます!
今回の「サステナブルなスニーカーの紹介」はいかがでしたでしょうか?
日本を代表するスポーツメーカーの挑戦的な取り組みが今後のシューメーカーのあり方を変えるのではないでしょうか?🌍
さらにこういったサステナブルなスニーカーを自らのファッションに取り入れる、そんな人が増えたらいいですね!
参考文献:
Ideas for good:
ASICS:
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