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vol. 97 はちみつのサステナビリティ💛

Writer's picture: refwasedarefwaseda

こんにちは!mayuです。


突然ですが、私ははちみつが大好きです!


朝はヨーグルトやグラノーラにかけ、おやつに、豆乳や炭酸水に混ぜて飲んでます。


最近は、友達からティーハニーという紅茶に入れるはちみつをもらって、課題のお供に甘い紅茶を飲んでいます✨


今回は、私が大好きなはちみつについて詳しく調べてギュギュっとまとめました!



~目次~

1.はちみつってどうやって作られるの?

2.はちみつの種類

3.はちみつと環境問題

4.はちみつはサステナブルフード!?🍯



1.はちみつってどうやって作られるの?

ミツバチが蜜を集める過程と、人間が加工する過程に分けることができます。

まず、養蜂場でミツバチが花蜜を用意した巣まで運びます。一定まで満たされると、巣を採取して遠心分離機にかけてはちみつを抽出します。次に集めたはちみつを二段階に分けて濾過して不純物を取り除きます。それを容器に入れたら、私たちの手元に届けられる「はちみつ」の完成です。こうやってみると、ミツバチ達が採集してくれた蜜がほとんどそのまま「はちみつ」という商品になっており、ミツバチの働きのおかげではちみつを食べることができていることを改めて感じました...!

そんなはちみつのイメージが強いミツバチは、他にも重要な役目を担っています。それは、受粉です。ミツバチを活用した農作物の中にはちみつが占める割合は実は2〜5%であるそうです。そのほか95%は受粉のポリネーター(送粉者)であり、なんとハウスイチゴの98%はミツバチによって受粉されたものであるそうです!🍓♡すごい!!



2. はちみつの種類

お店にいくと様々な種類のはちみつが置いてありますよね。どのような違いで分けられているのか不思議に思っている人も多いのでは?

はちみつには大きく二種類あります。単花蜜百花蜜です。これは蜜を集めてくれるミツバチの特徴に大きく関係しています。単花蜜は一種類の花から集められたはちみつで、採蜜量の多い西洋ミツバチが集めたはちみつです。それに対し、採蜜量の少ない日本ミツバチは一年間かけて複数の花の花蜜を集めるので、そのはちみつは百花蜜と呼ばれます。(西洋ミツバチが採蜜量少なく、百花蜜になる場合もあります。)

単花蜜はそれぞれ花の風味をそのまま楽しむことができるのが魅力です。

はちみつになるお花は沢山種類があり、アカシア、とち、ゆりの木、りんご、そば、きはだ、さくら等々。

海外産のはちみつは、また蜜を採集する花の種類が変わるため日本と違う花のはちみつを楽しめます。種類としてはレモン、ひまわり🌻、コーヒー等々。



コーヒーのはちみつってどんな味なんだろうと不思議に思いました笑詳しくは、藤原養蜂場さんのHPに分かりやすく種類と、食べ方が書いてあったのでぜひ興味のある方は読んでみてください。(https://fujiwara-yoho.co.jp/flowers/)


3.はちみつと環境問題

ここまではちみつを調べてきた中で、ミツバチの働きや種類、花の種類などが沢山でてきたことからも、はちみつが自然と密接に関わっている食べ物だと感じました。

しかし今、はちみつにも環境問題の影響があるみたいです。それは大きく分けて2つ、ミツバチの減少と蜜源の減少です。

<ミツバチの減少>皆さんもどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、今世界的にミツバチが姿を消していっています。大きな話題になったのは、アメリカでの調査です。2007年から2008年にかけて受粉用に飼育されている蜂の3割以上が姿を消しました。ウイルスや農薬、ストレスなど様々な要因があると考えられ、原因解明が進められてきました。その中で今現在はネオニコチノイド系農薬がミツバチの大量死に大きく関与していることが裏付けられました。

<蜜源の減少>ミツバチが利用できる蜜源植物が大幅に減少しています。その理由の中には都市部だけでなく農山村においても土地の開発が進んだことやレンゲのように外来昆虫により、蜜を十分に得られない状況が生じていること、品種改良により蜜や花粉の量が減らされた果樹や園芸品種が栽培されていることがあるそうです。


4.はちみつはサステナブルフード!?

これらの問題に対して、ミツバチを育てている養蜂家さんや行政が主体となって様々な取り組みがなされているそうです。例としては、岐阜県養蜂組合連合会が実施している蜜源樹木増殖事業WWFのハチミツ農家支援、愛知県での工場敷地内でのはちみつ生産などです。特に私が面白いと思ったのが、KAYAMAで取り組まれている工場の敷地内でのハチミツ生産です。ミツバチはきれいな環境でしか生きることができないので環境指標生物とされています。そのミツバチを敷地内で育て、採取したハチミツの成分分析をすることで周辺環境に工場から悪影響を与えていないか確認しているそうです。ミツバチは上でも述べたように、蜜を採集しそれと同時にその花の受粉を助けます。また、ミツバチの生態系に負荷をかけないようにはちみつは採取されています。はちみつを購入することで、そのような取り組みを間接的に支援できるという意味でもサステナブルフードといえるのではないでしょうか。

私の一押しのはちみつはマヌカハニーです。



はちみつ好きには絶対に試してほしいです!はちみつの味が凝縮されているような濃いはちみつで、私が一番好きなはちみつです。オーストラリアに旅行した際に購入し、はまって今は輸入品スーパーで定期的に購入しています。マヌカハニーはニュージーランドのマヌカという植物の花蜜で豊富なビタミンCポリフェノールメチルグリオキサールなどの豊富な栄養から美容効果免疫力アップが期待され、抗菌作用から喉ケアにもいいそうです。ぜひ試して下さい!



今回のレポートを通していつも食べている商品がどういう風に製造されているかなど意外に知らないことに気が付きました。詳しく調べてみて、試してみたい商品がみつかったり、好きなモノから考えるとサステナビリティの取り組みも身近に感じました。みなさんもぜひ自分の好きなモノについて調べて、おすすめの商品などあったらコメントなどで教えてください✨



参考文献

神戸養蜂場https://www.kobe38.com/blog/trivia/trivia01/藤原養蜂場  花(はちみつ)の種類についてhttps://fujiwara-yoho.co.jp/flowers/京都産業大学 ミツバチと人間の新たな関係を探るhttps://www.kyoto-su.ac.jp/project/st/st14_07.htmlミツバチが失踪?その原因は... 山田敏郎/金沢大学大学院自然科学研究科教授https://nacsj.net/magazine/post_849.html日経サイエンス 蜂群崩壊症群 消えたミツバチの謎https://www.nikkei-science.com/page/magazine/0907/200907_032.html#:~:text=%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%81%E5%A4%B1%E8%B8%AA%E3%81%AE%E8%83%8C%E6%99%AF%E3%81%AB,%E3%81%84%E3%82%8B%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82岐阜県公式ホームページ 事業名中小家畜生産強化支援事業費補助金https://www.pref.gifu.lg.jp/pref/s11105/yosan-hensei/R4koukai-1/08/54725.pdfWWF JAPAN 「ハチミツの木」の森と、村の養蜂業を支援する取り組みhttps://www.wwf.or.jp/activities/activity/310.html環境省 ミツバチの飼育による生物多様性および生態系の 保全活動https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/documents/pdf/30by301870531kayamakActivities.pdfELLE JAPAN 購入する価値あり! 専門家による、マヌカハニーの健康メリット9https://www.elle.com/jp/gourmet/gourmet-healthyfood/g44516223/manuka-honey-health-benefits-23-0911/

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