こんにちは!ReF6期のKokomoです🤍
今回は私の祖母が行っている、着物のリメイクについて紹介します👘
着物は日本の伝統的な衣服で、特に女性にとっては、式典などの大切な行事には欠かせませんよね!
一方、着用する機会が少なく、家に眠っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、そんな着物の良さを理解した上で、着物を有効活用する方法をご紹介します!
目次:
1. 着物の良さとは?
2. 実際のリメイク品の紹介
3. 他のリメイクアイデア
4. まとめ
1.着物素材のメリット・デメリット
着物には主に絹・木綿・麻・ウール・化学繊維の5つの素材が使用されています。
絹
絹糸で織られた布のことで、着物の中で最高級の生地素材です。
上質な生地素材なので、振袖や留袖などの格が高い着物にはほとんど絹が使われます。肌触りが柔らかで、光沢があり、通気性が良く、一年を通して快適に着ることができます。ただし、湿気に弱くカビやすいため、慎重にお手入れをする必要があります。
木綿
綿の種子を原料とした着物の生地素材です。主に普段着に使われ、浴衣に使われることも多い素材です。
繊維が太く丈夫で、吸湿性・通気性に優れているため、通常は単衣(ひとえ)に仕立てられます。簡単に洗濯できるためお手入れも簡単ですが、縮みやすくシワになりやすいという注意点もあります。
麻
植物の麻から作られた着物の生地素材で、盛夏の普段着に使われます。
薄手で肌にまとわりつかないため、暑い日でも快適に過ごすことができます。家庭でのお手入れもしやすいです。
その一方で、シワが付きやすくゴワつきやすいといったデメリットも持ち合わせています。
ウール
羊毛から作られた着物の生地素材です。冬用の普段着に使われ、生地が厚手なので、ほとんどが単衣に仕立てられます。
保温性と吸湿性が高いため、蒸れにくく真冬でも暖かく過ごせるのが特徴です。シワや汚れがつきづらい上に、自宅での手洗いも可能です。
しかし、人によっては羊毛の毛羽立ちがチクチクと感じられるケースもあります。
化学繊維
ポリエステルやナイロン・レーヨン等で織られた着物の生地素材です。
価格は安い割に、見た目は高級な着物に引けを取りません。お手入れが簡単かつ気軽に購入できるので、着物初心者の方に向いている生地素材と言えます。
しかし、通気性や吸湿性が悪いため、夏には向かなかったり、着崩れしやすいというデメリットがあります。
2. 実際のリメイク品の紹介
ここからは、そんな着物を使用して、実際に私の祖母が制作しているリメイク品を紹介します!
1つ目は、正絹の綸子(りんず)で作られた、ワンピース型の部屋着です。
綸子とは、繻子織で織られた後染めの絹の生地です。手触りが柔らかく、絹の中でも生地が薄いため、夏前後の暑い時期によく着られます。
実際に私も祖母から綸子の部屋着を貰って普段から着用しているのですが、夏の熱い夜でも涼しく、快適に過ごすことが出来るので愛用しています👗✨
私の祖母は、このような生地を手持ちの着物以外にも、ヤフオクなどのネットで仕入れることも多いらしく、リメイクしたい場合に、目的のな素材や柄にあったものを必要な分だけ購入できるという利点があると言っていました!
また、祖母はこのようなリメイク品を、ネットショップにて販売しているのですが、主に50代以上の女性からの人気が高く、要望によってはお客さんの体格に合わせてオーダーメイドで作成することもあるそうです🌱
2つ目は、縮緬(ちりめん)で作られたポーチです!👛
縮緬は、平織で織られた絹の生地です。
経糸に、強く撚った緯糸を交差させており、織り上がった生地を煮沸することで、強く撚った緯糸が戻ろうとして生地表面にシボ(生地表面の凹凸)が出ます。
縮緬の特徴は、生地の厚みと温かみです。そのため、秋から春先までの肌寒い時期に向いています。
着物以外にも、帯や巾着の生地などとして多岐にわたって活用されています。
私はこのポーチを、イヤホンや髪ゴム、薬などの小物入れとして愛用しています!
裏地もついており、生地がしっかりしているので、なんでも入れられる安心感があります。
また着物を使用していることで、高級感が生まれ、大切に使おうという気持ちをもつことができるのもリメイク品の大きな良さだと思います🧵🪡
3.他のリメイクアイデア
これら以外にも、着物リメイクの事例が沢山あったのでご紹介します💌
こちらは、箪笥の中に眠っている着物をドレスにリメイクする取り組みを行っている、アップサイクルブランドの季縁-KIEN-さんです!
オンラインでオーダーをして、自宅にある着物を送付し、サンプルを試着した後に縫製し、完成品を自宅に送付する流れだそうです。
過去のアップサイクル事例はこちらです
他にもネット上ではスマホケースやバッグ、ピアスやペンダント、日傘などへのリメイクアイデアが見つかりました!
4.まとめ
今回のブログでは、着物の生地がもつそれぞれの特徴と、着物を使用したリメイク品の紹介をしました。
着物の良さについて理解できたでしょうか?また、自宅に眠っている着物を今一度日の目に浴びさせるきっかけになれば幸いです🤍
参考文献
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