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Vol.81 エコな空間と人間の共存

Updated: Sep 20



こんにちは! 6期のKeiです🫧 


最近の夏は気候変動の影響もあり暑い日が続いていますね:((みなさん熱中症などに気をつけてください❤️‍🩹)


外で良い天気を楽しみたいと思う一方、暑さに気をつけた体調管理も心がけたいところです。そうすると自然に涼しい室内で過ごしがちになってしまいますが、そのような室内の空間にもサステナブルな取り組みがなされていることをご存知ですか?


今回はそんなエコな空間づくりについて紹介したいと思います!


 

実は住居を含む建築物のライフサイクルからは地球温暖化の原因になっている二酸化炭素の約3分の1が排出されています。そんな排出量を削減するためには建物内で使用されるエネルギーの使用量を減らすこと再利用できる素材を選択することが大切になってきます。


建築にはエコロジー建築という自然環境に配慮した建築物を指す言葉があります。


エコロジー建築は資源の節約やリサイクル、そして有害物質の排出を抑えることで、健康的な住環境を目指すことを目的としています。太陽光や地熱発電などの自然エネルギーの活用断熱性能を高めること、そしてサステナブルな建材を使用することなどがエコロジー建築の例です。断熱性を高めることで外気からの影響を受けにくくし室内温度を保ちやすくする事で冷暖房のエネルギー消費を大幅に抑えることができます。


このように環境に考慮し建てられた都内の建物を紹介します!


  1. 六本木ヒルズ



緑化

六本木ヒルズは敷地の約29%が緑で覆われています。

広場や庭園などを作り積極的に緑化する事で都市の温暖化(ヒートアイランド現象)の防止につながっています。なんと六本木ヒルズ内は周辺と比較して表面温度が5℃〜15℃低くなっているそうです。


水の再利用

雨水を貯蔵、ろか処理をし、冷暖房施設の冷却塔の補給水として利用することで約28%の節水を実現しています。


太陽光発電

六本木ヒルズでは太陽光発電システムを10KW設置しており、発電された電気は照明に使われているそうです。


2.渋谷スクランブルスクエア



水の再利用

地下6階に中水設備を備え、厨房排水や雑排水を微生物で分解・浄化し、トイレの洗浄水として再利用することで、水資源の有効活用と下水道負荷の軽減を図っています。


太陽光発電

屋上に太陽光発電を設置し、発電されたエネルギーは館内の電気エネルギーとして使用されています。


アップサイクル・リサイクル素材を使用した内装

資源を活用したコーヒーかすボードやモザイクタイル、間伐材の什器を内装に使用し、このような取り組みを発信することで環境意識を高めています。


これら2つは大規模な建物ですが、他にも短い間ですが街に登場する、エコで涼しいスポットがあります。それが「HIBIYA MID SUMMER 2024」です。


HIBIYA MID SUMMER 2024 (日比谷)



2024年は7月22日(月)~9月1日(日)に開催されたそうなので、来年機会があれば是非皆さんも足を運んでみてください:)


HIBIYA MID SUMMER 2024では日比谷ステップ広場にオフィスで使わなくなったクリアファイルから作られたかざぐるま1000個を使用したドームが設置されています!

ミストやライトアップで体感的にも雰囲気からも夏を感じられるスポットです!


さて、ここまで環境に配慮した建物をいくつか紹介してきましたが、自分の周りの空間をエコにすることは必ずしも建物を構造的に変えなければいけないわけではありません!簡単に空間をエコにする一つの方法は室内に植物を置くことです!


植物は光合成を通じて二酸化炭素を吸収し、酸素を排出するため換気が難しい環境でも空気の入れ替えに役に立ちます!


また、風鈴を置くと涼しさや夏を感じられるかもしれませんね!






ここまで読んでくださりありがとうございます〜!


この記事が自分の周りの空間のエコのことを考えるきっかけになれば嬉しいです!

私も観葉植物を育ててみたくなりました✨

みなさん一緒に頑張ってこの暑い夏を乗り越えましょう!



参考文献:













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