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[Vol.66 ヨーロッパの大学生のサステナビリティへのアイデアや考え ]



 

こんにちは!

ReF4期のEriです💌


今回のBlogでは約1年間の留学生活で自分自身が変わったこと(海外のマインドセットや食生活、健康への意識)などをサステナビリティについても触れながら皆さんにシェアできたらなと思います!


もちろん一括りに「海外」を一般化することは難しいので、あくまで私一個人が感じたこととして読んでいただけたら嬉しいです。


 

1. 食生活


まずひとつ目として挙げたいのは毎日食べるご飯!私は3食必ず食べたい派なので、ほぼ毎食留学に来てからは自炊をしていました!


最初は日本食が恋しくてよく再現したりしていたのがだんだんとヨーロッパの食事スタイルに変わっていきました。


今の野菜中心の食生活が自分の腸内環境にも合っていて、一度に食べれる量ももともとそんなに多くないわたしにとってはこのヘルシーな食生活がすごく心地がいいことに気が付きました。


(すべてVeganレシピ)


私はもともとveganではなかったし、今も状況によって(友達とご飯をシェアする時など)は食べることもありますが、お肉を自分で買って食べることはほとんど無くなったと思います。

その理由として、まずお肉を選ばなくても他に選択肢がいつもあること!

オランダのスーパーで驚いたのは、veganの代替肉の方が圧倒的に安いことです。また、友達にも沢山veganの子達がいて「意識高い」というステレオタイプもないことが大きかったのかなと思います。

オランダは特にVeganismがトレンドになっているように感じています。


家畜の環境負荷を考えてみると、1週間に何回かお肉を食べない日を作るだけでも少しのインパクトは生まれます🌍


 

2. 健康とビューティースタンダード


ヨーロッパ、特にオランダはすごく多様な社会で様々なルーツを持つ人々に囲まれて生活をしています。

そのうちにそれがすごく楽だと感じる自分や、ある種のプレッシャーから解放されたように思うようになりました。というのも、多様的すぎて絶対的ビューティースタンダードが存在しないからです。


もちろん日本でも何を美しいと感じるのかは様々ですが、いつもそこには社会が作り上げた「可愛さ、綺麗さ」があるように思います。


これはあくまで私が1年間を通じて感じたことなので色々な意見があるとは思いますが、多種多様なルーツを持つ人々で形成された社会は、それぞれの価値観や体型がすごく尊重されているように思います。


(旅行中もあんまり日焼けを気にしなくなった!)


私自身ヨーロッパに来てから、細い体型よりも健康的な体型に惹かれるようになりました。その一つを挙げると、体型もそうですが日焼けもです。

日本の日焼けを嫌がる文化をヨーロッパの友達に話すとすごく驚かれました。「うそでしょ、夏は日焼けしてなんぼじゃん!」と(笑)

日焼けして家に帰ってくるとみんな「みてみて〜今日日焼けした!!」と嬉しそうに報告するほどです。これに関してはもちろん皮膚へのネガティブな影響もあるし、一概に「日焼け=良いこと」とは言えないけれど、私はすごくこの価値観が好きです。


自然に触れ合うときそこには太陽が必ずあるし、日焼けをすることってすごくナチュラルなことで必要なことだと思います。


それに私が地球を守りたいという気持ちを最も感じるのは、いかにわたしたち人間がそれによって恩恵を受けているのかに気が付くときです。


山へ行ったり海へ行ったり、その瞬間その季節を楽しみたいというそういう気持ちが私の中でどんどん大きくなっていきました。

その中で、よくわからない白い肌が好まれる基準に囚われるのは違うのかなと。

なのでこの夏は沢山自然を楽しむと決めています!


 

3. マインドセット


長くなってしまったので、これを最後にしたいと思います。


(オランダでのプライドパレードの様子)


「よく海外生活で変わった」という人が沢山いるけれど (今回のわたしのBlogのタイトルもまさにそうですね笑)、私は必ずしも「海外生活」が「変化」に結びつくとは限らないと考えています。

というのも、オープンマインドを持つことこそが変化への鍵で、生きる上ですごく重要なのかなと。


人は自分とは違う価値観や何かに出会った時、最初はなんとなく違和感や不和を感じます。

それは何もおかしなことではないけれど、それをそのまま自分とは関係ないもの、否定的なものとして退けるのか、一度その価値観について何かしらの方法でアプローチするのかが人生を変化させる。私はこの1年間の留学生活でそういう違和感に衝突しても逃げない、話を聞く、どういう価値観なのか知ってみる、を繰り返して、そのなかで賛成できるものや取り入れたいものを模索していました。


同じ社会に生きてても考え方もバラバラで、年代も様々で、そんななかで意見が異なるのは当たり前だと思います。気候変動政策に関しても、今世界で起きてる戦争についても、ジェンダーの問題についてもそうです。


そんななかでまず、その価値観について調べてみる、デモの背景を知ってみる、当事者の声を聞いてみる。これは、多様な価値観が存在する社会を生きていく上で最も重要なマインドセットではないでしょうか。


いかがだったでしょうか?

日本に夏帰国してからまたReFの活動にも関わっていけるのがとても楽しみです🌱

それでは次回のBlogもお楽しみに!


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