こんにちは!
お久しぶりです🌞ReF4期のmayuです。
今回のブログではReFの活動のメインであるサステナブルファッションとはについて考えていきます!
それと共に、その対極にあるとされているファストファッションについてもメリット、デメリットと共に調べてレポしていきたいと思います✨
目次
ファストファッションのメリット
ファストファッションのデメリット
ファストファッションブランドの環境への取り組み
私の考えるサステナブルファッションとは?
ファストファッションのメリット
価格が安い
すぐにメリットとしてあがるのが、その価格帯です!
ショッピングモールに入っているアパレルブランドよりも1/2の値段以下で衣服を購入することができます。流行に敏感だけどお小遣いやアルバイトのお金でやりくりしている学生、また生活費の支出をおさえたい人にとって、価格が安いというのはなによりも魅力的な要素です。
品数が多い
ファストファッションの大量生産という特徴的なビジネススタイルは、生産数が多いため、一般のブランドに比べて商品の種類が非常に多いところも魅力の一つです。
一つのお店で、豊富にある商品の中からインナーからコートまで全身のコーディネートを組むことができます。また、商品の数が多いことで、より幅広い顧客の好みに合わせた服をおくことができます。
商品の更新が速い
新しい商品が次々と入ってくるのもファストファッションの特徴のひとつです。例えば、スペイン発のブランド「ZARA」は2週間ごとに店舗に新商品が並ぶそうです!そのため、常に顧客にワクワク感をあたえ、購買意欲を与えることができます。
流行がすぐに反映されやすい
その短いサイクルでの生産構造から、流行のデザインをスピード感をもって取り入れやすく、トレンドに敏感な若い世代から支持されています。
2. ファストファッションのデメリット
ファストファッションは大量生産・大量販売を基本とした低価格のビジネスモデルです。なので、その顧客の消費者も大量消費、廃棄のサイクルに陥りやすいです。
そのような、生産過程、消費サイクルによって様々な問題が生じています。
製品が長年使えるクオリティでない
ファストファッションは低価格のビジネスモデルであるため、コストの関係でクオリティに限界があり、ほつれてきてしまってワンシーズンしか着ることができない場合もあります。
また、使用される生地も同じ理由で安価なものになってしまうため、安っぽくみえるという理由でビジネスシーンで着るものに対してはファストファッションブランドを避ける人もいます。
過酷な労働環境
商品の値段を安くするために生産コストを抑える必要があります。そこで、そのしわ寄せが、工場で働く労働者の賃金や、働き方、設備環境にいっているといわれています。
ここで紹介したいのが、バングラディッシュでの「ラナプラザの事故」です。
2013年4月、バングラディッシュのダッカで「ラナプラザビル」が崩壊して2500人以上の負傷者と1100人以上の死者が出ました。
このビルにはファストファッションブランドの下請け工場が入っていました。
ビルのオーナーは建物の脆弱な耐震性や劣化による崩壊の危険性を知っていながらも、利益を出すために改修せずに従業員に労働をさせて、その結果多くの死者が出たファストファッション業界最悪の事故といわれています。
環境問題
ファッション業界には様々な環境問題が指摘されています。その問題が大量に生産・消費されることで拡大してしまう危険性があります。
ファストファッションの大量に生産されて消費される服は、ゴミの問題につながりやすいです。ゴミとして出された服は95%がそのまま焼却・埋め立て処分され、その量は年間45万
トンになるそうです。大量のゴミとして服が環境に負荷を与えてしまっています。
また、ファストファッションの工場は人件費の安い海外におかれることが多いので、海外生産された服の輸送過程でCO2が大気に大量に排出されています。服一着あたりに排出されるCO2は約25.5kgになるそうです。
次に水環境に関する問題もあります。
服の生産には、綿花を育てるために大量の水が必要です。なので、過剰に生産するということは、水を大量に無駄に使っているということでもあります。💧
水質汚染については、マイクロプラスチック問題が有名です。最近それと同時に話題になっているのが、水の中に漂う「マイクロファイバー」の存在です。
マイクロファイバーとは、ポリエステル、ナイロン、アクリルなどの合成繊維が分解することででる長さ5mm弱の粒子です。これが毎年20万~50万トン海中に新たに漂い、海底に蓄積しているといわれています。海洋マイクロプラスチック汚染の16~35%はこのマイクロファイバーによるものだといわれています。
水中のマイクロファイバーは海鳥や魚に食べられ、最終的には人間の血液、母乳にまで達してしまいます。🐡🌊
3. ファストファッションブランドの取り組み
これら様々な問題を解決するために、ファストファッションブランドは各々が取り組みを行っています。
ユニクロは全商品を回収しリサイクル、リユースする取り組み「Re:UNIQULO」、ZARAは「好ましい」供給源から調達された素材、より効率的な製造工程を使用して衣料品を生産する「JOIN LIFE」コレクション、GAPはオーガニックコットンやリサイクル素材など地球環境に配慮したサステナブルアイテムのラインナップを展開しています。H&MではHPで洋服の洗濯、お手入れの方法やリメイクの提案、そして当て布用にH&Mの服の生地を販売しています。
今回紹介したのはごく一部で紹介したい取り組みがまだたくさんあるので、次の記事で詳しく取り組みを紹介していきたいと思います!夏休みあたりにアップするのでぜひチェックしてください✨
4. 私の考えるサステナブルファッションとは?
サステナブルファッションとは一義的にいえるものではなく、ReFの中でもそれぞれの考えるサステナブルファッションは異なります。
私にとってのサステナブルファッションは、衣服のライフスタイルについて自分の考えをもっていて、それを実践していることです。
私の場合は次の3つのポイントを大切に考えて服を購入したり、手放しています。
長く使い、手放し方を考える。
手放し方を考える
ファストファッションと上手に付き合う。
1について、私が何よりも大切にしているのは、長くモノを使うという価値観です。
服には、それぞれの素材にあった洗濯方法があり、干し方、保管方法もあります。それらをちゃんと調べて適切な方法でお手入れしてあげると、服を長持ちさせることができます。
また、ほつれたりした部分は簡単に補修したりして、お気に入りのアイテムを長く使います。
2については、サイズが合わなくなったり、デザインに飽きてしまって着る機会が減った服、汚れてしまって着れなくなった服などは、まだ着ることができる状態の服かどうかで分類します。
着ることのできない状態の服については、集めておいて私の実家では雑巾にリメイクして再活用してから捨てています。
着ることのできる服に関しては、ニーズに合わせて次に使ってくれそうな人を探します。
私には兄弟がいるので、メンズの服だったらおさがりとして渡しています。それ以外の可愛いアイテムはフリマに出したり、まとめておいて友達が家に遊びに来た時に気に入った服を持っていけるようにしています。
また、小さいころは成長して服のサイズがすぐ合わなくなってしまうので、近くの通っていた保育園に服を寄付していました!園庭で泥遊びなどして、替えの服装が必要になった際に貸し出す用の服として使われているみたいです🦋
3について、私自身はファストファッションを買うこともあります。まだ大学生なので、服にそこまでお金をかけることができないということが理由にあります。また、一部の大きなファストファッションブランドでは売上を研究開発費に回し、独自の防寒など機能面に優れたアイテムラインナップを比較的安く展開していて、日々の生活を支えてくれています。
しかし、ブランドにかかわらず服を買うときは常に、先の2つのポイントを意識して考えています。
沢山のファストファッションブランドがある現代だからこそ、そのメリット、デメリットともに知って自分の基準をもってうまく付き合っていくことが大切なのではと思います!
出典
Gap、アースデイに向けて、オーガニックコットンやリサイクル素材を使用した汎用性の高いアイテムを提案 GAP JAPAN
ユニクロとSDGs ユニクロ
HM.com/サステナビリティ /H&M Take Care/大切にしよう
ZARA
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